唐代に始まり、宋、金時代に最盛期を迎えた陶枕を並べています。その数、およそ120点で、中世の生活を知るよすがとして如何でしょうか。大阪市立東洋陶磁美術館発行（1984）の中国陶枕は磁州窯が主な作品ですが、当店では、三彩、影青、定窯（黒定を含む）、耀州窯などのほか、珍しい釉裏紅、瑠璃釉の陶枕なども展示しています
三彩劃花 動物文 長方形枕 高12×幅41 cm
白地刻花 花唐草文 長方形枕 磁州窯系 高9×幅28 cm
青磁刻花 牡丹文 八面形枕 耀州窯 高12×幅26 cm
